新卒でベンチャー就職しようとしたら親や周りに反対された人のための反撃ガイド
3月から就活解禁で、6月に内定出す経団連の皆さんがいる一方で、ベンチャーに行こうかしらなんて考えている2018年卒予定の人は、そろそろ就職先を決めようかという時期かもしれませんね。
そこで、やっぱりぶつかる壁が、親からの反対を受ける親ブロックってやつですかね。親や周りの友達や先輩からも「お前、ベンチャー行くなんて意味不明。バカなの?まずは大企業に行った方が良い」などと言われ続ける人は結構多いみたいですね。
僕の親は比較的理解があったので、「お前の勝手にしろ。自分の好きなようにするのが一番」と言ってくれていたけど、いざ「俺、ここ就職する」って会社案内を見せたら、ぱらぱらめくってから「はぁ。この会社のどこが良いんだ?好きにしろとは言ったが、適当に決めろとは言ってないぞ」と否定されかけましたからね。
そんな親ブロックをはじめとする周りの反対に反撃するための材料をまとめてみましたので、参考に戦ってみてください。
大企業も安泰なわけじゃないよ。
例を挙げればきりがないですが、90年代後半の山一証券、長銀、日債銀、北海道拓殖銀行の倒産、そして2000年代のソニーのリストラ、JAL、東電の経営危機、最近のシャープと東芝の顛末というのを見るに、20年以上というスパンで見たら全く安泰ではないのが大企業です。
大企業の方が成長できるわけじゃないよ。
いやいや大企業が厳しくなるのはわかっているから転職でベンチャー行くでも起業するでもしてもかまわないから、まず最初に大企業に行ってくれ!その方がまず社会人としての基礎が学べて成長できるだろ、って言われるかもしれません。
でも、そんなの完全にウソですから。
大企業行くと成長できるどころか将来価値を毀損するよ。
成長できるどころか、将来価値を毀損しちゃいますよ、と。あ、ちなみにこのちきりんとか言う怪しい人はマッキンゼー出身のすごい人なんだぞ、と言っておけば親も黙ってくれないですかね?w
あ、ちなみにアメリカは優秀な人ほどベンチャー行くよ。
僕も昔聞いたことあります。アメリカのトップ層は起業、スタートアップ、ベンチャー、コンサル・金融、大企業、政府みたいな順番で、優秀な人は就職していく。日本は真逆の構造だという話です。
日本でも変わりつつありますよね。外資コンサルや外銀などに行く人は、いわゆる日系大企業にはNO!を突きつけているとも言えますしね。外コン・外銀に行く層の一部が、起業やベンチャーに流れているのも感じます。
こういうアメリカの話をすると、ここは日本だ!アメリカならベンチャーは良いけど、日本はベンチャーにとって良くない国だから、このロジックは当てはまらない!と批判する人もいるかもしれません。
でも、本当に日本のベンチャー・スタートアップはダメなのでしょうか?アメリカと比べたら生態系自体が充実してないのは事実でしょうが、これまでの経緯や時代背景を考えると日本はダメと決めつけるのは早計ではないでしょうか。
大企業にまず行っておいた方が良いわけじゃないよ。
大企業でやっていた人のほとんどがベンチャーでは通用しない。転職も簡単にできるどころか難しいというお話があります。
逆説のキャリア思考でいきましょう
このスライドめちゃくちゃ良いスライドです!ちょっと内容も難しくてボリュームありますが、無思考に大企業行け!って言っている親には是非読ませてください。これが分からないなら口出しするなとw
このスライドの作成主の馬田さんという方は、東京大学 産学協創推進本部の特任研究員だそうです。
それでもダメなら、歌って踊ろう。
上記でもダメなら親と一緒に欅坂46の名曲サイレントマジョリティーでも聞きましょう。とてもベンチャーな決断を応援する曲です。
歌詞から抜粋すると、「君は君らしく生きて行く自由があるんだ。大人たちに支配されるな」「選べることが大事なんだ。人に任せるな」「君は君らしくやりたいことをやるだけさ。One of themになりさがるな」「見栄やプライドの鎖につながれたようなつまらない大人は置いて行け」みたいな感じです。
親ブロックに負けず自分の人生を生きることが親孝行だ。
親ブロックに負けて、不本意にも大企業にしぶしぶ行って、挑戦しない人生を歩み、あとになって自分は若い頃にもっとこんなことに挑戦したかったなぁと振り返るような人生を歩むことが本当に親孝行でしょうか?それより親ブロックを打ち破って、自分の人生を生きて、親にも認めてもらうことの方が親孝行じゃないですかね。
最後に、こんな先輩もいたよということで、僕のブログの以下の記事も紹介してもらえればなと思います。結構、いいね付きました。うれしいです。